規格容器とは何ですか?
「規格容器」とは既存の金型を使用して作る容器です。東静容器株式会社ではガラス容器、プラスチック容器など、数多くの規格容器を取り揃えております。
規格容器では、オーソドックスな形の使いやすい形状がメインとなりますが、ほとんどの規格容器は在庫がある場合が多いので、「急いで容器が欲しい」「初期費用を抑えたい」といった場合にメリットがございます。
形は奇抜なものはなく、オーソドックスですが、シルクスクリーン印刷やラベルシールなどの加飾を加えることで、オリジナリティを高めることも可能です。
規格容器の種類にはどんなものがありますか?
大きく分けて、ガラス容器とプラスチック容器があります。
ガラス瓶・ガラス容器の規格容器は、主に、ソーダガラス製と硼珪酸ガラス製の規格容器を販売しております。
■「ソーダガラス」は一般的なグラスや酒瓶、ジャム瓶、香水瓶、薬瓶などに使用されている材質で、ガラスの厚みが厚いガラスです。割れにくく、重いのが特徴です。細かく砕いて原料(カレット)としてリサイクルできます。また、中身のにおいや味が移らない特性を生かし、牛乳びんなど長く容器としてリユースもされています。
■「硼珪酸ガラス」は理科の実験で使うようなビーカーやフラスコ、バイアル瓶など医療系や理化学系の現場でよく目にする材質でガラスの厚みが薄いガラスです。こちらはリサイクルには該当しません。
プラスチック容器・プラスチックボトルの規格容器は、内容物によって容器の材質を選ぶ場面が増えてきます。規格容器では、PET、PP、PEの3種類の材質での容器が多いですが、クリームジャー容器などにおいては、アクリル、AS、PSといった材質の容器もございます。
内容物によっては容器を溶かしてしまったり、スプレーやポンプなどの動作が正常にならなかったりする場合があるため、特にアルコール製品やエッセンシャルオイル(精油)製品、薬品類を入れる場合は必ず事前に内容物と容器の相性をチェックしてください。
プラスチック容器は成型時に顔料を練り込み、自由に着色することもできます。小ロットから成形できますので、リーズナブルにオリジナル容器を作ることができることもうれしい点です。