治具(じぐ)とは容器へ印刷を行う場合に容器専用の押さえる道具です。
円柱の容器へ印刷を行う場合(1色)は治具は基本的に必要ありません。円柱のものは印刷方向に向かい平行に回転する為、印刷の機械を設定すれば問題なく印刷を行う事が出来ます。
但し、円柱の物でもキャップの天面と本体の正面を同方向にする場合は治具が必要となる場合もございます。
また、ボトルには左右にパーティングラインという金型の線があります。その線を印刷がまたがないように表裏の印刷を刷るためには位置決めが必要になります。
その場合、ボトルの底面にある位置あわせに合わせて印刷する場所を設定します。
また、オーバル形などの変形ボトル、多色刷りなどは専用の治具を作成しなければ印刷する事が出来ません。
治具はジュラコンで作成しますが、別途治具代が1万円~3万円、場合によっては5万円程度必要となります。
※ここでいう治具に関しましては容器(樹脂、硝子)へ印刷する際の事を指します。